Craftsmanship　-世界の民藝-
会期：2024年3月2日（土）～9月1日（日）
休館日：水曜休館（祝日の場合開館、翌日休館）

民藝は、暮らしのなかで育まれた道具で、その土地の風土や人々の思いが反映されています。他国の民藝に触れることは、その国や文化への理解となり、ひいては平和な世界へとつながると、吉田璋也（1898～1972）は「世界平和と民藝」の中で述べています。今期は吉田コレクションの中から海外の民藝を中心にご紹介します。「いいなぁ」と感じ、作品を通して作った人や文化に思いを馳せていただけましたら幸いです。

写真でたどる吉田璋也の暮らし
会期：2023年9月9日（土）～2024年2月25日（土）
休館日：水曜休館 及び 10/2～10/6,12/30～1/3休館

当館を創設した吉田璋也（1898～1972）は「暮らしのすべてが民藝でありたい」と考え、健やかで美しい器物に日々触れる暮らしを大切に考えていました。その吉田家の暮らしを、残された写真を軸として収蔵品と併せてご紹介いたします。雑誌『白樺』に大きな影響を受けた学生時代、中国での暮らし、晩年を過ごした鳥取の自邸までを新発見の資料を交えて綴ります。

糸ものー糸と布と衣と暮らし
会期：2023年3月4日（土）～9月3日（日）

吉田璋也（明治31年～昭和47年）は、衣食住「生活のすべてが民藝でありたい」と、1931年より現代の生活に沿ったものをデザイン、プロデュースする活動を始めました。今期展示では、当時おしゃれな紳士の間で評判となった、英国製ホームスパンのネクタイをモデルとして作られた鳥取製ににぐりネクタイをはじめとする糸ものと、豊かな民藝美あふれる暮しのしつらえをご覧ください。