たくみ21 過去の開催情報

講師:杉原 諒(鳥取県地域社会振興部文化財局文化財課文化財主事)
日時:2025年5月20日(第3火曜日)午後6時30分~
【内容】江戸時代後期に全国を行脚した木喰上人が刻んだ神仏像。微笑をたたえた力強い表現は我が国の造形史に孤高の輝きを放ち、多くの人を魅了してやみません。その存在は柳宗悦により大正13(1924)年に見出され、柳の思想形成と民藝運動に多大な影響を及ぼすところとなりました。また、柳に師事した吉田璋也は鳥取県内で木喰像を調査、いち早く文化財として評価したことは注目されます。柳の木喰論、そして吉田の「発見紀」の言葉を味わいながら、木喰像の不思議な魅力について考えます。
写真:秋葉大権現 寛政10年(1798)木喰上人作 倉吉市・八屋地区蔵 鳥取県指定保護文化財

講師:高田健一 鳥取大学地域学部教授
日時:2025年4月15日(第3火曜日)午後6時30分~
【内容】鳥取砂丘には砂に埋もれたさまざまな時代の遺跡がある。その発見は1898(明治31)年の大野延太郎の鳥取訪問をきっかけにしている。そして、鳥取における考古学研究の出発点になっただけでなく、現在の「弥生時代」の認識の始まりにもなった。また、戦後の天然記念物指定に際して、鳥取砂丘の遺跡は、砂丘の歴史的価値を補強する根拠としても使われた。今日でも、鳥取砂丘の遺跡は新しい情報が出続けており、その究明が待たれる。
写真:(上)砂丘出土縄文土器拓影 (下)砂丘出土土器の調査

講師:高尾浩司 鳥取県地域社会振興部文化財局文化財課課長補佐
日時:2025年3月18日(第3火曜日)午後6時30分~
【内容】日本の甲冑は武士が合戦で身を守るものから、武家としての歴史や格式を示す象徴になっていきました。各時代の工芸技術 の粋が集められた甲冑には、優れた工芸品としての魅力があります。今回の講座では、県保護文化財に指定するよう答申された鳥取藩第11代藩主池田慶栄所用甲冑を中心に、鳥取藩の甲冑について見どころを紹介します。
写真:牡丹獅子文金唐革包腰取二枚胴具足(池田慶栄所用)鳥取県立博物館蔵

横山展宏 鳥取市歴史博物館(やまびこ館)主幹(学芸員)
日時:2025年2月18日(第3火曜日)午後6時30分~

多々納真 氏 出雲民藝協会会長、株式会社出西窯・代表取締役
日時:2025年1月21日(第3火曜日)午後6時30分~

木谷清人 公益財団法人鳥取民藝美術館 常務理事
日時:2024年12月17日(第3火曜日)午後6時30分~

大川泰広氏 鳥取県立むきばんだ史跡公園文化財主事
日時:2024年11月19日(第3火曜日)午後6時30分~

東方あかね 鳥取民藝美術館学芸員
日時:2024年10月15日(第3火曜日)午後6時30分~

清末忠人 自然に親しむ会会長
日時:2024年9月17日(第3火曜日)午後6時30分~

石井伸宏 鳥取市歴史博物館 主任(学芸員)
日時:2024年8月20日(第3火曜日)午後6時30分~
今回は、現在やまびこ館で開催している「松尾大社」展の展示資料を通じて、酒神としての松尾大社と、東郷荘を中心に松尾大社の歴史についてお話します。
【講師略歴】石井伸宏(いしいのぶひろ) 2010年3月國學院大學大学院博士課程後期満期退学。2009年6月より現在まで鳥取市歴史博物館勤務。大学では日本中世史を専攻。平安時代~室町時代の朝廷史を研究し、鳥取に来てからは因幡・伯耆の古代・中世を中心に担当。これまでに「因幡民談記の世界」(2014年)、「因幡と朝廷~平安時代の因幡国司」(2016年)、「因幡×豊臣」(2019年)、「松尾大社 みやこの西の守護神」などの展覧会を担当。

木谷清人 公益財団法人鳥取民藝美術館常務理事
日時:2024年7月21日(第3火曜日)午後6時30分~

講師:奥村寧子 鳥取市あおや郷土館 主任(学芸員)
日時:2024年6月18日(第3火曜日)午後6時30分~
【講師プロフィール】奥村寧子 (おくむらやすこ)1980年鳥取市生まれ。2003年より(財)鳥取市文化財団学芸員として鳥取市歴史博物館勤務、2013年鳥取市あおや郷土館へ異動、現在に至る。 展覧会「鳥取士族の郡山移住~刀を鍬に持ちかえて~」(2004)・「日本初の女性弁護士 中田正子」(2006)・「鳥取士族の西南戦争~ラスト・サムライの決断~」(2008)・「カイコ盛衰~鳥取・産業のスヽメ~」(2010)・「因州兵の戊辰戦争~いくさと弔いの明治維新~」(2011)・「生誕150年記念 郷土の偉人 武信由太郎」(2013)・「令和二年青谷場所 因州・鳥取の角力取」(2020)・「日本初の女性弁護士 中田正子」(2024)等担当

講師:木谷清人 公益財団法人鳥取民藝美術館常務理事
日時:2024年5月21日(第3火曜日)午後6時30分~
前半は現地見学解説で、後半はスライドで、旧吉田医院の魅力と謎についてお話します。

講師:石井伸宏 鳥取市歴史博物館 主任(学芸員)
日時:2024年4月16日(第3火曜日)午後6時30分~

講師:杉本 光 やきたてワッフル専門店Karhu(カルフ)店主
内田克彦 鳥取まちなかガイドの会会長 ※7:30PMまで
木谷清人 因幡地方の神社配置の研究家
日時:2024年3月19日(第3火曜日)午後6時30分~

講師:家中 茂 鳥取大学地域学部 特任教授
日時:2024年2月20日(第3火曜日)午後6時30分~
【講師略歴】
家中茂(やなかしげる)
1954年東京都墨田区生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学、博士(文学)。1980年から砂田明水俣一人芝居「現代夢幻能『天の魚』」全国行脚に同行(紀伊国屋演劇賞特別賞)。1995年沖縄有機農産物流通「真南風」設立に参画。2001年沖縄大学地域研究所専任所員、2005年鳥取大学地域学部教員、現在に至る。

伊藤 康 鳥取県立公文書館(専門員)
日時:2024年1月16日(第3火曜日)午後6時30分~
県立公文書館が所蔵する昭和期の映像フィルムを上映し、郷土のかつての景観や様々な事象について紹介します。
【上映予定】
「新しき日本鳥取県篇」(昭和26年)「砂丘と湯の町とっとり」(昭和44年)
【講師略歴】伊藤 康(いとうやすし)
倉吉東高校、島根大学(文理学部文学科)卒業、鳥取県内の高等学校・中学校の講師・教諭を経て、平成7年4月から公文書館(専門員、総括専門員)。本年4月から専門員(会計年度任用職員) 所属学会:社会経済史学会

東方あかね 公益財団法人 鳥取民藝美術館 学芸員
日時:2023年12月19日(第3火曜日)午後6時30分~

石田陽介(鳥取大学 地域価値創造研究教育機構 地域創生教育推進室長 / 准教授・地域学部附属 芸術文化センター 兼任教員)
日時:2023年11月21日(第3火曜日)午後6時30分~
【講師略歴】石田陽介(いしだようすけ)1967年、広島市生まれ。多摩美術大学を卒業後、芸術系出版社に勤務。その後、佐賀県の精神科総合病院におけるアートセラピスト勤務を経て、くらしの中に芸術養生が息づくウェルビーイング(健康で幸福)な地域社会の仕組みづくり「ソーシャル・アートセラピー」の実践研究活動に取組む。昨年四月より鳥取にて美術館セラピープロジェクトを始動する。著書として『芸術養生-ウェルビーイングなまちづくりに活かすアートシェアリング』(今井出版)ほか。日本芸術療法学会認定 芸術療法士〔アートセラピスト〕。博士(感性学、九州大学)。

横山展宏 鳥取市歴史博物館 主幹・学芸員
日時:2023年10月17日(第3火曜日)午後6時30分~

講師:木谷清人 鳥取民藝美術館 常務理事
日時:2023年9月19日(第3火曜日)午後6時30分~

講師:中森祥 鳥取県地域社会振興部文化財局副局長
日時:2023年8月22日(第3火曜日)午後6時30分~
◆鳥取市歴史博物館(やまびこ館)・特別展◆
「鳥取城のあゆみ~天神山城から鳥取城へ~」
7月22日(土)~9月10日(日)
https://www.tbz.or.jp/yamabikokan/special/7950/

講師:清末忠人 自然に親しむ会会長
日時:2023年7月18日(第3火曜日)午後6時30分~
【講師略歴】清末忠人(きよすえただと) 昭和6年鳥取市生まれ、鳥取市元町在住 鳥取大学学芸学部卒業、小学校教諭、東京教育大学理学部に内地留学、植物分類学を専攻。鳥取県立博物館学芸員、学芸係長、鳥取市立富桑小学校校長、鳥取県教育研修センター所長、鳥取市立美保小学校校長を歴任、退職。 現在 鳥取生物友の会会長、自然に親しむ会会長、鳥取県立博物館協会理事、NHK鳥取文化センター講師、黒住教鳥取大教会所名誉所長。 著書に『ふるさとの生物』『子供と雀』『ヒマワリの花はなぜまわるの?』『鳥取砂丘の生き物たち』『自然はともだち』『ネムノキは眠るの!?』『さんいん自然歳時記』(正・続・Ⅲ)。『わたしの歩み-清未忠人研究集録』『自然と教育を語る』など多数。平成9年鳥取市文化賞受賞。平成11年鳥取県文化賞受賞。平成16年瑞宝双光章受章。平成27年鳥取県文化功労章。

講師:池本喜巳 写真家
日時:2023年6月20日(第3火曜日)午後6時30分~
鳥取たくみ工芸店

昭和7年に創業した日本で初めての民藝専門店です。店名は民藝の生みの親「柳宗悦」により命名されました。鳥取を中心に全国の陶器、硝子、木工、染織品などの民藝品を取り扱っております。
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
TEL 0857-26-2367
たくみ割烹店

たくみ割烹店は、吉田璋也がデザインした空間で民藝品を使って味わう「生活的美術館」として昭和37年に開店しました。名物はしゃぶしゃぶのルーツといわれる「すすぎ鍋」です。
営業時間:11:30~14:00 / 17:00~21:00(ラストオーダー20:00)
定休日:水曜日
TEL 0857-26-6355
湖山池阿弥陀堂
アクセス
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>鳥取民藝美術館
〒680-0831 鳥取県鳥取市栄町651
専用🄿なし
10:00~17:00(水曜定休)
TEL 0857-26-2367(鳥取たくみ工芸店と共通)>鳥取たくみ工芸店(隣接)
〒680-0831 鳥取県鳥取市栄町651
10:00~18:00(水曜定休)
専用🄿なし
TEL 0857-26-2367>たくみ割烹店(隣接)
〒680-0831 鳥取県鳥取市栄町653
11:30~14:00 / 17:00~21:00(水曜定休)
専用🄿なし
TEL 0857-26-6355 -
お問い合わせ
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